ホーチミン2区のローカル食堂が衝撃でした

2区のコンドミニアムにチェックイン後に洗濯をするために、ハンガーを買いに近所のお店に歩いて行きました。
その通り道にいくつかローカル食堂が並んでいましたが、そのうちのひとつの店が店先で、炭火BBQで肉を焼いていました。
その匂いがあまりにもいい匂いがするので、勇気を出して飛び込んでみました。
こういう、ローカル食堂では、まず英語は通じません。
これまでにも何度かローカル食堂には行きましたが、フォーのお店だったり、メニューがあったりで特に苦労はしませんでしたが、このお店にはメニューなどは一切なく、我々以外は見渡す限り全員ベトナム人。
どうやって頼んでいいのかも分からないなか、お店の人を捕まえて、BBQグリルの上で焼かれている肉を指さして、
2本指を立てて、必死に「アレを2つ」ってことをボディランゲージで伝えました。
ショーウィンドウの中にはテレビでよく見る、ミノムシみたいなのとか、ゲテモノがたくさん入っていて、
それらが出てこないように祈りつつ、何か質問されてて何て言われているか分からないけど、「うんうん、そうそう、YesYes」と、とりあえず首を縦に振ってしばらく待っていました。
その間に他のスタッフがポリバケツに入ったお茶を柄杓のようなものを使って、コップに注ぎ持ってきてくれました。
砂埃が舞っている道路に面し、風が吹きさらしている店内。他の客は、食べカスやゴミは、躊躇なく床に捨てる。
衛生的に劣悪な環境なのはわざわざ説明するまでもありません。
そわそわしながら待っていてようやく出てきました。
普通にウマそう。
ひとくち食べて、衝撃が走りました。激ウマ。
肉といい、ソースといい、本格炭火の味で予想を遥かに上回る旨さでした。
ちょうど、昼時だったこともあり、ドンドンとお客さんが入ってきて、あっという間に満席。
地元の人たちがこれだけ集まってくるのも納得できます。
隣に座ったビジネスマンの若いベトナム人の男性が親切に気を使ってくれて、
言葉は通じないけど、おかわりの白ご飯を勧めてくれたり、味にも人にも満足してお会計。
ベトナム語でナンボって言われてもよくわからないので、
適当に渡して、適当にお釣りをもらって、
結果2人で60,000ドンでした。
ってことは1人、30,000ドン
つまり、日本円で170円ぐらい
マジか
環境が良くないとは言え、それでも明らかに安いと感じれるほどのクオリティでした。