Our Blog

TOM FORDのスーツと5億6000万円の車

  • KENTA TAURA

昨夜は忙しい合間を縫って、新作映画の「007 スペクター」を観に行きました

TOM FORDのスーツ

先日訪れたドイツの老舗デパートで、劇中で使われているアストンマーチン DB10とオメガ シーマスター 300を目の前で見ることができたので、これまで以上に劇場公開を楽しみにしていました。ストーリーやCGなしの大迫力のシーンもさることながら、私にとっての1番の楽しみどころは、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドの佇まい。
今回の衣装を担当したのは、クレイグ2作目の「慰めの報酬」から引き継いでいるTom Ford。
007
http://www.007.com/

私は自宅の仕事部屋で、仕事をしていることが多いので、スーツを着る機会はそれほど多くはありませんが、将来はこんなTOM FORDのスーツに見合う大人になりたいと、仕事に対する意欲もさらに湧いてきました。

5億6,000万円の車

ちなみにこのアストンマーチン DB10は推定価格5億6,000万円で、これを10台用意したそうです。車1台で5億6000万円と聞くと驚きですね。
この5億6,000万円の車で街中を暴走しまくって傷だらけになるわけですから、普通に考えれば正気の沙汰ではありません。
あまり車に特別な感情を持っていない人であれば、2500万円程度の通常販売モデルのアストンマーチン DB9じゃダメだったのか、どうせ壊して使えなくなる車に5億6,000万円も使うのはもったいない、金をドブに捨てるな、お金の無駄遣いだという批判の声が集まりそうです。
確かにそうですよね。
一般的な生活をしている我々からすれば、2500万円の車でも十分に高級車で、そんな高級車に乗れるのは一握りの人たちですから、そんな意見を言いたくなる気分も分かります。
しかし、壊れて使えなくなる車に5億6000万円もかけるのはお金の無駄遣いなのでしょうか。
以前、「球団ビジネス 開閉式の屋根1回100万円と売り子のアイドル化」という記事を書きましたが、考え方はこれと同じです。
http://blog.wm-creators.com/2015/10/cs-softbank-hawks/

2012年に公開された「007/スカイフォール」の全世界興行収入は11億0856万ドルです。日本円にすると1300億円ぐらいでしょうか。
007シリーズはこれだけ世界中で人気があり、とてつもない興行収入を叩き出すポテンシャルを備えています。
当然、これまでの実績があるので、世界中のファンが上映を心待ちにしています。
実際、全米公開から5日間で8,300万ドル(約102億円)の興行収入を記録しており、売れ行きは好調のようです。
仮に今回も1300億円の興行収入を稼いだとすると、5億6000万円の車10台分の56億円を使ったとしても、全体の約4%程度です。
当然、興行収入1300億円から、映画館や広告宣伝費、制作費などがかかってきますが、収入は興行収入だけでなく、関連商品や2次利用、3次利用でさらにガッポガッポと入ってきます。
しかも、007というシリーズ化されたブランドがあるので、ロングテールなヒットが望めます。
5億6000万円の車なんて、常識を逸脱していますが、常識から外れているからこそ、世界中のメディアが大きな見出しをつけて報道しやすく、それを聞いた人たちも話題にしやすい。
「あの007の車って1台5億6000万円らしいよ」「えっ!!マジで!!」
とても単純明快でインパクトがある伝言ゲームですね。
そうして、世界中に噂が広がり、瞬く間に情報は拡散されます。

そうして、この5億6000万円の車は、金をドブに捨てるどころか、金の卵となるわけですね。
見どころ満載の「007 スペクター」オススメです。

参考サイト
http://www.carsensor-edge.net/catalog/astonmartin/db9/
http://forest-cat.com/boxoffice/boxoffice1.php
http://www.cinematoday.jp/page/N0078262
http://forbesjapan.com/articles/detail/10210

This is a unique website which will require a more modern browser to work! Please upgrade today!